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対面で会わなくても、
良好な人間関係を。


コロナ禍で築き上げた
新たなコミュニケーション方法。

職種:薬事
所属:医療機器開発部薬事課
入社:2020年入社

これまでの経緯・入社を決めたポイント

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学歴と職歴、転職のきっかけを教えてください。

臨床開発を担う開発業務受託機関(CRO)業界ではレアケースなのですが、大学時代は文系の学部に在籍していました。そのため、医学・薬学にはほとんど触れてきません。新卒採用ではIT系の企業に就職してシステム開発を担当し、その後の転職で医療機器を取り扱う会社の薬事職に就きました。

前職では子どもが生まれたこともあり、「自分のできること」「生活上必要なこと」のバランスを取るのがだんだんと難しくなってきました。薬事関連の業務自体が嫌になったわけではないのですが、もう少し負担を軽くしたいという思いで転職活動を始めました。

実は前職時代、EPメディエイトの薬事課で働いている方とお仕事をしたことがあって……。選考時にその方が面接官としていらっしゃったときは、不思議な巡りあわせを感じましたね。EPメディエイトの雰囲気の良さもその方から伝わってきたので、「安心して働けそうだ」と感じて入社を決めました。

会社への印象や仕事内容、成長を感じたプロジェクト

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現在の仕事内容について教えてください。

主な業務は、新たな医療機器の製造・販売における承認申請の支援です。案件ごとのチームをリーダーとして統括したり、クライアントと請求関係の話をしたりすることもあります。また、薬事課全体の「コミュニケーション促進ワーキンググループ」のリーダーも担当しています。

「促進ワーキング」という取り組みが始まった背景には、新型コロナウイルス感染症の影響で働き方が変わったことが影響しています。EPメディエイトでも在宅勤務が推奨されるようになったのですが、コロナ禍以降に入社した方と直接話す機会が極端に少なく、課内でもコミュニケーション不足を不安視する声が挙がるようになりました。

課のメンバーに、それぞれの人となりが伝わるようなカジュアルな自己紹介シートをつくってもらったり、これまでの業務経験を「見える化」したシートを作成したりしました。また、希望者4~5人ずつをグループ分けし、昼休み後に15分ほどリモートで話してもらうという取り組みを試験的に始めました。コミュニケーションが盛り上がるように、「小さな子どもを持つ方と話したい」という希望があればそれに沿うような形でグループを組んでいます。

仕事のやりがいや醍醐味

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現在の業務で魅力・やりがいを感じる部分を教えてください。

やりがいは、担当した医療機器が上市される(国内で販売開始される)ことですね。案件ごとに疾患領域や製品特性、必要な評価が異なるため、「何事も問題なくうまくいく」ということは稀なんです。さらに、国内における販売戦略の変更によって製品導入の優先順位が変わるなど、さまざまな理由から上市にまで至らないことも多くあります。承認と上市の連絡をもらえた瞬間はとてもうれしいです。

今後について&就活生へのアドバイス

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今後の目標について教えてください。

もっといろいろなタイプの医療機器を担当してみたいです。医療機器とひと口に言っても、注射針やコンタクトレンズのような小さなものから磁気共鳴画像(MRI)装置のような大きな医療診断装置まで、さまざまな種類があります。最近では医師の診断を支援する目的で使用されるプログラムなども開発されており、それも医療機器に分類されています。「何を任されても対応できる」ようになれるといいな、と思っています。

どんな人がEPメディエイトに向いていると思いますか?

「事実を素直に受け止められる人」です。立てた仮説や憶測に惑わされず、ファクトベースで仕事を進められるかどうかが大切だと思います。事実を正しく理解するためにはたくさんのデータを読み込まなければならないので、根気強さも必要ですね。また、業務上英語を使う機会が多いことから、英語に抵抗のない方のほうが向いているのではないでしょうか。

最後にメッセージをお願いします。

CRO業界の薬事は、スタートとゴールがはっきりしているところが魅力だと個人的には感じています。医療機器メーカーで薬事を担当されている方も、視点が変わるので「おもしろさ」を感じられると思いますよ。自分のやりたいことをやらせてもらえるので、EPメディエイトは幅広く業務経験を積むためには最適な環境だと思います!

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