これまでの経緯・入社を決めたポイントについて
Kさん
前職は製薬企業の営業、いわゆる医療情報担当者(MR)をしていました。もともと医薬品開発に興味があったのですが、医療機器のほうに縁があったようで、現在は医療機器の臨床開発モニター(CRA)として働いています。
Oさん
私も前職はKさんと同じ営業職でしたが、医療機器メーカーにいました。売上を出すことに追われているうちに、自分の思い描いていた医療貢献のビジョンとは違うと感じ始めて……。10年前に親会社であるイーピーエス株式会社の症例登録センターに転職しましたが、その後「CRAとして働きたい」と思うようになり異動を希望しました。現在はモニタリングリーダー(ML)を務めています。
Sさん
前職では、製薬企業で新薬の研究職と薬事職(承認申請を行う職種)、直近では動物用医薬品・医療機器の薬事職でした。そのなかで、やはりヒト用の医療機器に携わりたいと思ったのが転職のきっかけです。業務内容に大きな違いはないのですが、動物用の医療機器とヒト用の医療機器では規制当局が異なります。なので、医療機器の承認/認証のための審査で要求される基準が異なることが多いんです。知識面も含め、不安な部分を選考時のカジュアル面談で相談したら、真摯に回答してもらえたことが今でも印象に残っています。「ここなら安心して働けそうだな」と感じました。
Kさん
職場がギスギスした雰囲気だと、仕事で本領を発揮できませんからね。パフォーマンスという点では「休みをしっかりとれるところ」も魅力だと感じていますが、Oさんはどうでしょうか?
Oさん
医療業界にはさまざまな職種や企業があるかと思います。私の経験では上司に「NO」が言いにくかったり、そもそも仕事がハード過ぎたりということも実際にありました。EPメディエイトは若いメンバーもしっかり自分の考えを持って動いています。上司にも意見することがあるし、上司もそれをしっかり受け止めてくれる。EPSグループ全体に言えることですが、このあたたかい社風は「働きやすさ」に直結していると思います。
入社後のギャップについて
Sさん
入社前と入社後で、そこまでギャップはありませんでした。人間関係もフラットだし、質問もしやすい環境だなと感じました。
Oさん
コロナ禍になる前から在宅勤務制度はあったのですが、コロナ禍によって「基本在宅」になりました。物理的なコミュニケーションが取りづらくなったこともあって、社内チャットなどの文字コミュニケーションではできる限り「話しかけやすい雰囲気づくり」を意識しています。例えば絵文字を使ったりとか、即時の回答を心掛けたりとかです。
Kさん
私はデスクワークの多さに驚きました。入社前は業務内容をインターネットで調べた程度で、「出張が多いんだろうな」と漠然と思っていました。
Oさん
私はCRAへの異動希望を出した際、上長とのカジュアル面談で文章を書く機会の多さについて聞いていたので、そこまで驚きはなかったです。先輩やチームのメンバーにすぐに質問できる環境だったので、安心して業務に臨めたことも良かったんだろうなと思います。
今後のキャリア、目標などについて
Kさん
当面はCRA職として、そしてゆくゆくはMLになれるようにいろいろと学んでいかなければならないところです。受け持った施設にとっては自分が「EPメディエイトの代表」となるため、責任感を持って日々の業務に臨みたいと思います。薬事業務にも興味があるので、チャンスがあればチャレンジしてみたいですね。
Oさん
私はMLとしてクライアントと話す際、自分の知識のなさを痛感する場面が結構あるので、まずはもっと知識を身に付けたいです。「広く浅く」ではなく、「広く深く」学ぶことが重要だと思っています。そして十分な知識と経験を武器に、モニタリングだけではなく治験全体を大きくとらえて、クライアントに有意義な提案ができるようになりたいです。プロジェクトによって取り扱う機器、疾患がそれぞれ異なるのでなかなか難しいところもあるのですが、それがやりがいでもあると思います。
Sさん
医療機器は心臓の外科手術に使うものからMRIなどの大型機器まで、取り扱う範囲が広いですからね。新しい案件に携わるたび、学びがたくさんあってすごくおもしろいです。Oさんと私は前職でも医療機器に関わっていましたが、Kさんは未経験での入社でしたよね?
Kさん
はい。完全に未経験で入社した私も、しっかりとした研修制度・教育体制のなかで医療機器のモニタリング業務をこなせるようになりました。疑問が生じたらその都度、先輩やチームリーダー、同僚に話してアドバイスをもらっていましたよ。こういった環境があるからこそ馴染みやすく、不安なく業務に向き合えるのかなと思います。
Oさん
女性としては、ライフステージの変化があっても、キャリアと両立しやすい環境であるところが安心感につながっています。経験豊富なやさしい先輩たちがいる職場なので、これから入って来る方たちと一緒に、私もよりいっそう成長できたらな、と思います。